コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑤

1 【聴く】編

① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?

② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い

③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある

 話を聴く『かまえ』は大切

病院での問診時に、「医師は患者の方を見ずに、コンピューターばかり見ている」というクレームをよく耳にします。

私自身、母を連れて行った病院で、この種の体験をしました。

こんなとき、患者としてはとても腹立たしさを感じます。

でも、それは医師と患者という立場に限らず、二人の人の間で会話をする場合には、同様なことが言えるのではないでしょうか。

あなたが、友人に話しかけたとしましょう。

そのときに、相手が「ふんふん。なるほどね。でも、そんなの気にしなくていいんじゃない?」と、ポテチを食べ、テレビを見ながら、

あなたの方を見ずに言ったとしたら、どうでしょうか?

あなたは、その相手と話をさらに続けていこうと思いますか。

『この人には言って無駄だ。もう、話さないでおこう』と思いませんか?

さらに、その場だけでなく、交友関係も次第に疎遠になっていくかもしれません。

そこで、相手の話を聴くときには、『話を聴くぞ』という【かまえ】をつくりましょう。

テレビやネットは消して、相手と向かい合い、ゆったりと『さぁ、これから私はあなたの話を聴きますよ』という姿勢を示しましょう。

すると、相手は落ち着いて、あなたに話をすることができるのです。

よく【形】から入ることに否定的な考えを言われる方もいますが、相手が落ち着いて話ができるのならば、【形】から入ってもよいので

はないでしょうか。

ぜひ、一度試してみてください。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

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詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。