コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑮
『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい
う機会を生かし、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。
よろしくお付き合いください。
また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)
2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)
3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)
4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)
5 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)
6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?(8月7日ブログより)
7 今、子どもたちに必要なことは何でしょうか?
① 子どもたちの【承認欲求】は、どうして高まってきたのでしょうか?(8月8日ブログより)
② 子どもたちの【承認欲求】は、【自信の無さ】の表れ?(8月9日ブログより)
③ 【自分が全く価値がないと感じている子ども】に、『心のエネルギー』を充填しましょう。(8月10日ブログより)
④ 【自己肯定感】を高めたい(8月11日ブログより)
8 今、私たち大人は何ができるのでしょうか。(8月12日ブログより)
9 子どもにとって、『安心安全な居場所』をつくるために(8月13日ブログより)
10そのために何ができるでしょうか。
① 同じ土俵で話し合ってみましょう。(8月14日ブログより)
② 具体的なプランを一緒に考えましょう。(8月15日ブログより)
③ トラブル発生時には、長い目・広い視野で見ましょう。
周囲の大人にも支えられ、子どもたちの計画(プランA)がスタートしました。
しかし、みなさんも経験があると思いますが、こうやって意気込んでいるときに限って、何かとトラブルが発生するものです。
そんなときに、今まで成功体験が少ない、認められ感の乏しい子どもこそ、「何とかしなくちゃ」と焦ります。
なぜでしょうか。
それは、『今まで、私を認めてくれることの少なかった大人が、今回は私を応援してくれている。だから何とかしたい。それに、もしも
うまくいかなかったら、もう見捨てられるかもしれない』と、考えるからです。
(実際、スクールカウンセラーとして相談を受けた小学生の子は、「ママは、○○ちゃんはいい子だから、ママは○○ちゃんを大好きよと
言ってくれるから、僕は頑張って良い子でいなければならないんだ」と話してくれました。一見、仲良し母子のほほえましい関係のよう
にも思えますが、そうでしょうか。『いい子だから、ママは○○ちゃんを好き』なのです。もしも『いい子でなかったら、ママは○○ちゃ
んを好きではない』ことになるのです。少なくとも、子どもはそのように理解します。)
そんな時こそ、大人の出番です。
『上手くいってないようだな』と感じたら、さり気なく「どう?上手くいってる?私も経験あるけど、頑張ろうとしても空回りってある
よね。何かあったら、相談のるよ」と話しかけ、子どもの出方を見守りましょう。
ここで大切なことは、主体はあくまでも子どもであり、周囲の大人は『お手伝い』の立場にあることを忘れないようにすることです。
さて、もし子どもから『相談』があったら、どうしましょうか。
次回、考えましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。