コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑩
『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい
う機会を生かし、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。
よろしくお付き合いください。
また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)
2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)
3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)
4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)
5 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)
6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?(8月7日ブログより)
7 今、子どもたちに必要なことは何でしょうか?
① 子どもたちの【承認欲求】は、どうして高まってきたのでしょうか?(8月8日ブログより)
② 子どもたちの【承認欲求】は、【自信の無さ】の表れ?(8月9日ブログより)
③ 【自分が全く価値がないと感じている子ども】に、『心のエネルギー』を充填しましょう。(8月10日ブログより)
そのために、『自分以外の誰かのためになる』活動に取り組ませてみましょう。
❶ 子どもを、○○家の重要な構成メンバーとして考えて、家庭内の何か一つの役割を任せましょう。
❷ できれば『見える活動』『継続する活動』『ルーティーン化した活動』が好ましいです。
❸ 『見える活動』『継続する活動』『ルーティーン化した活動』が優れている理由
それは、他者(保護者など)が子どもの行動を、認めやすい(承認しやすい)からです。
前回も話しましたが、この時期の子どもは、『わざとらしさ』に敏感に反応し、拒否感を示します。
そこで、他者(保護者など)が『ほめるための活動』をわざと企画し、こどもを褒めた場合、この賞賛はかえってこどもの気持ちを落ち
込ませてしまいます。
その点、『見える活動』『継続する活動』『ルーティーン化した活動』は、子どもの活動を発見しやすく、その結果認めやすいのです。
④ 【自己肯定感】が高まります
今までなにをしても、「私はどうせダメだ」と思っていた子どもが、『認められる』ことで、少しずつ自信を獲得していきます。
不幸にも今までそうした体験が乏しいため、最初はなかなか自分自身を信じることができません。
(世界的な調査で、日本の青少年が他国に比べて、『自己肯定感』が極めて低いことが示されていますが、その主たる理由として『認め
られ体験』の貧しさが、考えられます)
しかし、そうした『認められ』体験が蓄積していくことで、自信を獲得し、新たなステップを踏み出すことができるのです。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。