コミュニケーションカフェ7月例会より⑤思い込みを見直す
コミュニケーションカフェ7月例会を、リアル版は25日に、Online版は昨日18日に実施しました。
6月例会に引き続き、【思い込み】に気づき是正することで、『生きていくことが楽な生き方』、『心地よい関係づくり』を実現したい
と考えています。
次の事例を基にして、考えました。
『仲良しのママ友であるAさんがPTAの仕事と家庭の事情の板挟みとなっている。「きっと、困っているに違いない」と思ったBさんは、「Aさんの代わりに、私が係をやります」と立候補しました。』
①このときのBさんの気持ちを、どのように想像しますか?(17日のブログ参照)
②このときのAさんの気持ちを、どのように想像しますか?(18日のブログ参照)
多くの方の『有難い』という予想と異なり、自分の力で何とか乗り切ろうと考えていたAさんにとっては、せっかくのBさんの申し出
も、『余分なお世話』だったのです。
しかし、周囲の雰囲気を考えて、「Bさん、ありがとう」と言いましたが、気持ちは釈然とはしません。
なぜ、このズレが生じてしまったのでしょうか?(19日のブログ参照)
『私ならば困るから、Aさんも困っているに違いない』という、Bさんの思い込みがあったからではないでしょうか。
しかし、Aさんはそのように思っていなくて、二人の間にズレが生じてしまった‥(Bさんはそう思っていないでしょうが‥)
では、Bさんはどのようにすべきだったのでしょうか?
そのことを考えるために、Onlineのコミュニケーションカフェでは、ここで二つ考えるヒントを提示しました。
①ゲーム(無人島SOS)を実施。
これは、構成的グループエンカウンターの一つであり、『みんな違う考えをもっている』ということを、ゲームを通して理解することを
目指しています。
②NHK-Eテレ『SWITCHインタビューー達人たち』の内容の一部を紹介。
ここでは、メイプル超合金の安藤なつさんが、自分の結婚を相方のカズレーザーさんに報告したときの、彼の反応ーそれによる彼女の感
じ方について語ったことを紹介し、『感じ方は人それぞれ』ということを、伝えました。
そうなんですよね。
当たり前のことですが、どんなことに対しても、感じ方は人それぞれなんですよね。
もちろん、BさんはAさんに同情した結果の行動でしたし、Aさんは意地悪をしたわけではありません。
では、Bさんはどうすればよかったのでしょうか。
ここで、シンパシーとエンパシーの違いについて、明日考えてみましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。