コミュニケーションカフェ4月例会のお知らせ-3

昨日は、相手との伝達手段の傾向として、『相手とのかかわり』が大きい=『対面して話す』場合の方が、『相手とのかかわり』が小さ

い=『メールなど』場合に比べて、誤解が生じにくいのではないかと考えました。

これはエビデンスの有無よりも、私たちが日常生活において感じていることと思います。

では、直接的なかかわり方が最大である、『対面して話す』ならば、誤解は生じないのでしょうか。

そうあってほしいと願いますが、残念ながらうまくいく場合ばかりではないと感じています。

では、どうすれば『うまく意思疎通ができる』のでしょうか。

その解決方法としては、さまざまあると思います。

例えば【聴く力】【話す力】、また【人と接する時のアンテナの状態】【それまでの体験知】などが考えられます。

今回は、その中から【ストレングスを生かす】ことについて考えてみます。

さて、【ストレングス】とは何でしょうか。

いわゆる【強み】です。

では、あなたは自分自身の【ストレングス】を分かっていますか?

これは、予想外に難しいことと思います。

スクールカウンセラーをしていたときに、1年に1回生徒全員を対象として【全員面接】に取り組んでいました。

その際に、生徒数や【全員面接】に使用できる時間を考慮して、事前にアンケートを実施していました。

そこには、『学校へ行きたくないことがあるか』とか『いじめられたことがあるか』といった、大人から考えると『リスキーでは?』と

いう質問がありましたが(答える・答えないの選択は自由)、予想に反して多くの答えが書かれていました。

その反面、白紙が多かったのは『得意なことや自慢したいことは何か』という問への答えでした。

数年前からアメリカや中国の子どもたちに比べて、日本の子どもたちの【自己肯定感の低さ】が話題になっていますが、それがまさしく

反映されている結果でした。(『苦手なことや直したいことは何か』という問いに対しては、多くの事柄が記述されていました)

この結果からも分かるように、この国の子どもたちは【自分の良さ・強み=ストレングス】を分かっていません。

しかし、それは子どもだけのことでしょうか。

あなたは、自分の【ストレングス】をお分かりですか?

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。