ちょっと【自己肯定感】  コミュニケーションカフェからの抜粋⑦

この1週間は、今月の『コミュニケーションカフェ』で取り組んだ『自己肯定感』について、考えてきました。

昨年からのコロナ禍で、社会全体に攻撃的な雰囲気が増し、傷ついたり生きづらさを感じたりしている方が多いと考えるからです。

事例①女性総合職、勤務8年目のAさんの悩み 

事例②何度目かのダイエット中の女性の悩み(ついつい食べてしまう)の2つの事例を基に、考えてみました。

とりわけ、事例②においての問題点は『ダイエット中に食べてしまったという意志の弱さ』ではなく、一度の失敗ですべてがダ

メと思ってしまう考え方のクセ にあることに気づいていただけたでしょうか。

これが、今回取り上げた【自己肯定感が低い】人に多くみられる特徴です。

そこで、その対応策として次の二つを紹介しました。

○ スモールステップ          ○ ダメなときのフォロー(2段構え作戦)

その他として、『じっくり取り組む処方箋』の一つである ○悩みの種の整理

また、『その場で役立つ処方箋』の一つである ○マイナスの雰囲気になったら、その場を離れる

についても、お話しました。

さて、ここまで『自己肯定感を高めましょう』という話をしてきたところで、みなさんに質問です。

『自己肯定感が低いのは、そんなに悪いことなのでしょうか?』

いかが、思われますか?

私は、そんなに悪いこととは思いません。

例えば、【自己肯定感】が低い人は、概ね自分自身が傷ついた体験をしている人が多いのではないでしょうか。

そこで、周囲の傷ついた人の気持ちに敏感で、結果として優しく接することができる人が多いと思います。

これは、人として決して悪いことではありません。

しかし、絶えず【自己肯定感】が低い状態にあると、私たちの思考は【マイナスのスパイラル】に入ってしまい、どんどん下向きのネガ

ティブな発想に陥りやすいのです。

これが恒常化してしまうと、リストカットのような自傷行為につながったり、最悪の場合には自死に達してしまう可能性もあります。

どうしてこのような状態になってしまうのでしょうか。

それは、私たちは【ネガティブ思考】が得意だからです。

ある調査では、私たち人間は4秒に1度はネガティブ思考をしているそうです。

それが真実ならば、やはり頑張って【自己肯定感】を高める必要性は大きいと言わざるをえませんね。

みなさん、毎日少しずつチャレンジしてみましょう。

今回の【自己肯定感】シリーズは、ここで一区切りとします。

きっと、近日中に第2弾として取り上げる必要性が生じてくる気がしますが‥

明日からは、新しいシリーズに入ります。

何を扱うかは、明日のお楽しみに‥

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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