ちょっと【自己肯定感】  コミュニケーションカフェからの抜粋⑥

今は、今月の『コミュニケーションカフェ』で取り組んだ『自己肯定感』について、考えています。

昨年からのコロナ禍で、社会全体に攻撃的な雰囲気が増し、傷ついたり生きづらさを感じたりしている方が多いと考えるからです。

事例①女性総合職、勤務8年目のAさんの悩み 

事例②何度目かのダイエット中の女性の悩み(ついつい食べてしまう)について、考えてみました。

さて、事例②においての問題点は何かと言うと、『ダイエット中に食べてしまったという意志の弱さ』ではありません!

問題点は、一度の失敗ですべてがダメと思ってしまう考え方のクセ ではないでしょうか?

そこで、その対応策として次の二つについて詳しく説明しました。

○ スモールステップ

○ ダメなときのフォロー(2段構え作戦)

それ以外の対応策については、『じっくり取り組む処方箋』『その場で役立つ処方箋』に分けて説明します。

『じっくり取り組む処方箋』

○悩みの種の整理

悩んでいる人の中には、『自分が何で悩んでいるのか』が分からなくなっている人もいます。

また、【自己肯定感】が低い人の中には、『悪いことはすべて私のせい』と思い込んでしまい、結果として何が何だか分からなくなって

いる人もいます。

以前にここでも話したことですが、『カウンセラーの仕事は、クライエントの悩みを整理すること』と考えています。

毛糸の切れ端がいくつか絡んでしまい、なかなかほどけない状況を想像してみてください。

その毛糸の切れ端一つ一つが、悩みの種の一つ一つなのです。

ですからカウンセラーとしては、その絡まった毛糸くずを解きほぐして、一つ一つクライエントの目の前に並べることが、仕事と考えて

います。

そして、その一つ一つを一緒に吟味して、「これはクライエント自身が悩むべきこと」「これは、クライエントが悩んでもどうしようも

ないことだからほかっておこう」と、ともに考えること【悩みの種の整理】が大切と考えます。

この準備段階を経て、初めて『自分が何で悩むのか』がはっきり分かってくるわけです。

最終的に解決策を求めて悩むのはクライエント自身です。

しかし、その他の煩わしさが整理された分、悩みの本質が明確になり、それ以外の関係ないことで落ち込んだりして【自己肯定感】が低

くなるというリスクが減ります。

ぜひ、自分の悩みを紙に書き出して、一つ一つ吟味してください。

『その場で役立つ処方箋』

○マイナスの雰囲気になったら、その場を離れる

『一人暮らしの寂しさ 二人暮らしの煩わしさ』と言いますが、二人以上になると良きにつけ悪しきにつけ、関係性が生じます。

さらに三人ともなると、その場にいない人の悪口を言ったり‥と、なかなかマイナスの雰囲気が漂う場面も生じてきます。

そんな場面に遭遇したら、どうしますか?

その場の雰囲気が嫌だと思われるならば、逃げましょう。

『逃げる』ことは何も卑怯ではありません。

「ちょっとトイレへ」で結構です。

その場のマイナスの空気を浴びる前に退散しましょう。

これも、自分の【自己肯定感】をプラスに保つための方法です。

明日は、このシリーズの最後としてまとめます。

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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さらに追加 

一昨日のラジオ放送(1月22日金曜日の夜にMIDFMというラジオ局の番組に出演)を、聴いていただきありがとうございました。

おかげさまで、多くの方とご縁をいただくことができました。

このご縁を生かして、多くの知見やスキルを学び、生かしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。