ちょっと【アンガーマネジメント】 コミュニケーションカフェからの抜粋2-①
先日も図書館で、大声でスタッフに怒鳴っている高齢者を見かけました。
この人に限らず、コロナ禍の状況で、社会全体に【不寛容】な怒りが満ちているように感じます。
そこで、『ちょっとコミュニケーションカフェから』シリーズの第二弾として、【アンガーマネジメント】を取り上げることにしまし
た。
『怒りとは何?』➡『どうして怒りに振り回されるの?』➡『怒りを爆発させても辛いし、がまんしても辛いし‥』➡『怒りにふりまわ
されないための方法って?』➡『アンガーマネジメント』
といった流れで、これから考えていきます。
お付き合いください。
Ⅰ【怒り】って、どんなイメージがありますか?
先ほどの高齢者の場合でも、居合わせた多くの人は「あー、スタッフが気の毒」「何、この人?」といったように、目の前にある【怒
り】に対して、マイナスのイメージを抱いていたと思います。
それは、なぜだと思いますか?
それは、『人前で怒りを表すことはみっともない。人前で怒りを表してはいけない』と、昔から教えられてきたからと考えます。
でも、【怒り】を我慢することも辛いですよね。
では、どうして今まで『辛いのに、【怒り】は表してはいけない。我慢しなければならない』と考えられてきたのでしょうか。
それには、次の二つの理由があるからと考えます。
○ 良い人を演じなければならない
○ リスク(もめごと)を回避しなければならない
「確かに‥なるほどね」と、納得する方が多いと思います。
例えば、地下鉄のホームで整列して乗車を待っていたら、割り込んできた人がいるとしましょう。
その時に、【怒り】のエネルギーを発散させたとしても、それはその場限りで終わります。
しかし、同じ職場の人とか、親戚の人とかだったら、『後のこと』を考えて我慢しませんか?
私たちは、『半沢直樹』ではないのです。
しかし、我慢して【怒り】を抑え続けていると、どうなるのでしょうか。
このことについて、明日一緒に考えましょう。
みなさんも、考えてみてください。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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