おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語19

ハッピーの教員採用試験合格特訓ー【論文・作文】編が続きます。

昨日お話した切り口で、「生徒たちの現状」について記述するとして、そこには客観性とともにリアルさが要求されます(と言うか欲しいです)。つまり『今の子どもたちは○○であると、ニュースでも報じられていました』と書くよりは、『私がバイトで教えている塾の子どもたちは△△の傾向が見られます』の方が、執筆者独自の体験が生きていて、現状を自分の目で見て判断していますよね。

初めから、こんなことはできないかと思いますが、少しずつレベルアップできたらいいですよね。

どうしてそのような状況になっているのか

以前と同じように、仮に『いじめ』が起こっている状況について、述べるとしたら…

他の多くの問題と同様に、いえそれ以上に『いじめ』については、さまざまな原因が考えられます。

私が以前、不登校の子どもの適応教室に勤務していたときに、通所希望の子どもたちや保護者の方のインテークを、年間150件くらい実施していましたが、同じケースは全くありませんでした。150件のケースには、150の理由があるのです。

『いじめ』に関しても、同じことが言えると思います。

ですから、「すべてのケースに通用することを言わなければならない」と、大上段に振りかざす必要はありません。むしろ、そんなに汎用性が高いことを望むと、かえってどうでもいい話題になってしまう可能性があります。

そこで、執筆者がバイトしている塾のAくんの場合には、『○○が原因ではないだろうか』と、そこから考えていきましょう。

その後の論旨の展開については、また明日。