おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語18

昨日は、①理想とする生徒像について、『具体的に書こう』とお話しました。

自分が理想と思うならば、どんな生徒像でもよいのか?』といった質問をいただきましたが、このことについては【論文・作文】全体を振り返る場面で、再度考えてみたいと思います。

②生徒たちの現状について

生徒たちの現状といっても、さまざまですよね。

『塾へ通う生徒が多い』『不登校の子が増えている』『体力が向上している』等、子どもたちを取り巻くさまざまな情報があるかと思います。『生徒たちを取り巻く情報』と言っても、このように多岐にわたっています。執筆者ならば、どうしますか?何を書きますか?

ここで、大切なこと、忘れてはならないことは、『理想とする生徒像』です。

すなわち『私は○○といった生徒を育てたい。しかるに、今の生徒は△△となっている。したがって、私は~していきたい。』と、文章を綴っていくのですから、『理想とする姿』と『生徒の現状』は、同一直線状の反対側に位置していると考えると、分かりやすいわけですね。そうした視点で、『生徒の現状』を絞っていったらどうでしょうか。

例えば、一昨日に説明したように、仮に『いじめ』について記述するとしたら、上記の三つの生徒の姿のうち、『体力が向上している』ではなく『不登校の子が増えている』の方が、執筆者が書きたい内容に適した『生徒の現状』と言えると思います。

多岐にわたっている『生徒の現状』の全てについて、説明することはできません。

そこで、執筆者の考える『理想の生徒像』という篩(ふるい)で、絞っていくわけです。

そうすることによって、執筆者自身の考えもクリアになるでしょうし、読み手にも分かりやすくなると考えます。

では、どのように記述するとよいでしょうか。詳しくは、明日…

 

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