おめでとう!ハッピー物語5
無事に大学卒業までこられるとは、私たち(ハッピーと私)にとっては、夢をみているような感慨がありました。
ここにいたるまでには、本当に多くの方に助けていただきました。
大学入学に際して、『社会人として大学進学を志望する理由』といった書類作成にあたっては、ハッピーの高校時代の担任の先生とお話しました。「実は、彼が大学進学を希望していまして…」とお話したところ、大変驚かれました。どうやら、高校卒業のときに『大学受験』をかなり勧められたようです。しかし、ハッピーは「そのつもりはない」と答えたようです。しかも、かなり失礼な対応をしたようです。(残念ながら、その状況は容易に想像できます)
しかし、先生は今「私でできることはもちろん協力します。一度、高校へ来るようにと伝えてください」と言われました。お話の様子から、先生がハッピーをふくめ生徒たちをとても大切にされる方だということが、私にも分かりました。本当に有難いと思います。
そこで、彼は母校を訪ねて、多くの先生方から「頑張れよ」という激励とともに、「途中で面倒だからやめると言うなよ」としっかり忠告もしていただき、帰ってきました。「俺のこと、全然信用してないし」と言いながらも、結構うれしそうな顔をしていました。良かったね、ハッピー!
そして、年月が流れ、高校の先生方にも「おかけ様で、無事に大学を卒業できることになりました」とご報告することができました。(もちろん、お礼の言葉も練習しました。先生方には、とっくにばれていたようですが…)