【聴く力・話す力のスキルアップ】23 【女性セミナー】(生涯学習センター主催)の報告①
この連載では
第1シリーズでは、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について
第2シリーズでは【学力差がある集団への係り】について
第3シリーズでは【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】について
第4シリーズでは『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について
そして現在は、シリーズの番外編として、『悩みを抱えている子どもへどのように寄り添うか』について考えています。
そして、そこから『話の聴き方』『話し方』へと、みなさんと一緒に考えてきました。(過去のブログをご覧になってください)
今回は、こうした内容についてお話したセミナーについて、報告します。
市内各区にある【生涯学習センター】では、さまざまな活動が行われています。
自主的サークルが主催する活動もありますし(私自身、学級経営学習会というものを実施しています)、センター自身が主催する活動も
あります。
今回は、センター主催の公開講座 女性セミナー『わたしらしく思いを伝えて~コミュニケーションで広げる可能性~』という7回の連
続講座の内、2回担当しました。
その内容としては、以下のとおりです。
第1回 ①まず、話を聴きましょう 【傾聴を具体的にしてみると】
②どの対応パターンを選びますか? 【アサーティブな対応をしてみると】
第2回 ①話を伝えやすいスキルを会得しよう【自分の言葉で話してみると】
②さぁ、話してみましょう 【ポジティブに具体的に】
このブログを読んでくださっている、みなさんにとっては馴染みのあるものばかりかと思います。
さて、参加者のみなさんは、どなたも熱心に取り組まれていたので、さまざまな角度からの質問をいただきました。
それらは、このブログを読んでくださっているみなさんにとっても、意味あることと思います。
そこで、そのいくつかをご紹介します。
Q『人と話すとき、ネガティブな言葉を使わない方が良いことは、頭で分かっているのですが、実際にはさっと言葉の言い換えが出てこない時がしばしばあります。後で、とても後悔します』
A『確かに、リフレーミングの考え方で、いつもポジティブに言えたならば、とても好ましいと考えます。しかし、いつもそうなるとばかりは限りません。そこで、そうしたことを意識して生活してみましょう。そのために、日頃からさまざまな本や映画や音楽等に接することで、ボキャブラリーを増やしましょう。もともとの語彙力がなくては、言い換えもできませんから。しかし、仮にうまくいかなかったからといって、それをいつも後悔するのも、どうでしょうか。そのことで、自分が苦しくなってしまうのは、本末転倒かと思います。語彙力を増やす努力はするけれけども、残念な思いをしたとしても、次の機会に期待しましょう』
こうした内容ついては、ここでお話するとともに、前回(1月例会)のコミュニケーションカフェ【聴く力・話す力のスキルアップ】に
おいて、参加者のみなさんと一緒に考えたり、練習したりしてきました。
そして、次回(2月例会)のコミュニケーションカフェ(リアル版もOnline版も)では、みなさんからの質問や要望に応えて、「提案す
るときに、どのように話せばよいか」「上司からの提案を断るときに、どのように話せばよいか」といった、リアルな話題を中心として
実践編に取り組んでいきます。
詳しくは、下記のチラシをごらんください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください