【やっぱりアサーション】自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分を分かってもらおう~26
【自分の気持ちとの上手な付き合い方】を考えるきっかけ(5月6月7月例会の共通のテーマです)
みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ
とがありませんか。
時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向
に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。
そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。
そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかに
ある『ポジティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。
そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。
今回からの第3回目7月例会では、『自分を分かってもらおう』に焦点を当てました。
コミュニケーションスキル
第1部 聴く力(以前のブログをご覧ください)
第2部 話す力(以前のブログをご覧ください)
第3部 相手との距離の取り方
第4部 アサーション
このアサーションという、人と人とのかかわり方については、今までにも何度かお話しています。
しかし、やはりここでもアサーションについて、お話させてください。
私たちは、と言うか誰でも、人と人とが関わり合うときには、いくつかのか関係性が生まれます。
もしも上下関係が生まれて、一方的に上から下へ命令?指示?があり、支配・従属の関係が生じたときに、みなさんはどちらの役割を担
当したいですか?
もちろん、否応なく従属させられるのはいやですよね。
まるで、奴隷のようで、「私の自由は」と叫びたくなりますよね。
しかし、逆に支配の側にいたらどうでしょうか。
古代や中世の王様たちのように、生まれつき支配者階級で、自分のそうした立場に何も疑問をもたなければ、何ら思い悩むこともないか
と思いますが、今の時代を生きている私たちでは、「今、偉そうな態度をとっているけど、これっていつ覆されるのだろうか」と、却っ
て疑心暗鬼となり不安な日々をおくるかもしれません。
つまりは、どちらであろうとも、心穏やかではなく不安が続き、長続きしない関係(今流行りの言葉で言うならば、SDGsではないという
こと)に陥るのではないかと考えます。
そうならば、心穏やかで長続きする関係を目指したいと考えます。
それが、アサーション(アサーティブ)な関係なのです。
では、アサーションとはどんな関係か。
それは、相手に何かを伝えるときに
① 相手の立場を尊重する
② 自分の考えをしっかり伝える
という関係です。
例えば、どんなケースが想像できますか?
次回までに、ちょっと考えてみてください。
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】
を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。