ちょっと【思いを伝えるために必要なチカラー話す】 コミュニケーションカフェからの抜粋5-⑤
【自分の気持ちが正しく相手に伝わるためには、どのように話せばよいか】は、永遠の課題ではないでしょうか。
そこで、今回は【思いを伝えるために必要なチカラー話す】について考えています。
Ⅰ 【言葉はギフト】(ブログ5-① 参照)
Ⅱ 【上からではなく横からの目線】(ブログ5-② 参照)
ここでは、代表的なスキルの【アイメッセージ】について学びました。(ブログ5-③ 参照)
Ⅱ 【ポジティブに】
私たちの体験を振り返ってみると、【ネガティブ】な表現よりも【ポジティブ】な表現の方が、相手の心に届くと言えるのではないでし
ょうか。
そうした【ネガティブ】な表現を【ポジティブ】な表現に変換するスキルが【リフレーミング】です。(ブログ5-④ 参照)
では【リフレーミング】の練習をしてみましょう。
1 語句について
小さな頃に【おっちょこちょい】と言われて、叱られた記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、物事は何でも【見方】によって、評価が異なると考えます。
そこで、【おっちょこちょい】を別の視点でとらえてみると‥【頭の回転が速い】とか【行動が機敏】とか【率先してものごとに取り組
む】と、言い換えることができます。
このように、どのような事柄でも、【今までの既成の見方】を一度疑ってみませんか?
自分自身に対しても、周囲に対しても評価が変わってくるのではないでしょうか。
2 言い方について
事例 同僚と待ち合わせる場合
同僚と一緒に、取引先に挨拶に行きます。同僚は『いい奴』ですが、時間にルーズな一面があります。それぞれが社外にいて、取引先の近くで待ち合わせることにしました。あなたは、ちょっと心配しています。そこで、前日に同僚に声をかけるときに、あなたは「間に合うように来てね」と言いますか?「遅れずに来てね」と言いますか?
同僚の過去の様子から、あなたが心配する気持ちは分かります。
しかし、いえだからこそポジティブな表現をするべきと考えます。
「間に合うように来てね」と言われると、同僚は『あなたからの信頼』を感じて、「絶対に間に合わなければ‥」と思い、時間を守ろう
とするものです。
しかし、「遅れずに来てね」と言われると、「あ~あ、やっぱり私は信頼されていない」と感じてしまい、時間を守ろうとする意欲が逆
に低下してしまうのではないでしょうか。
相手への言葉は単に言葉だけでなく、その言葉に込めた気持ちも一緒に相手に届けているものです。
そこで、ぜひとも【ポジティブ】な言葉を相手に伝えましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。