ちょっと【思いを伝えるために必要なチカラー話す】 コミュニケーションカフェからの抜粋5-④
【自分の気持ちが正しく相手に伝わるためには、どのように話せばよいか】は、永遠の課題ではないでしょうか。
そこで、今回は【思いを伝えるために必要なチカラー話す】について考えています。
Ⅰ 【言葉はギフト】(ブログ5-① 参照)
Ⅱ 【上からではなく横からの目線】(ブログ5-② 参照)
『ラーメン屋でのトラブル事例』を基に自分も相手も大切にする対応、すなわち【上から目線】ではなく、また【下から目線】でもな
く、いわば【横から目線】について考えてみました。
この代表的なスキルの【アイメッセージ】とは以下のことです。(ブログ5-③ 参照)
【あなた=You】を主語とする「あなたたちは○○しなさい」と言う場合、上から命令されるのですから、なかなか素直に言うことを聞け
ない人もいることでしょう。
それに対して、【アイメッセージ】の【わたし=I】を主語として「私は○○してほしい」と言った場合、「そう言うならば、言うこと
を聞こう」と指示に従う人が増えるのではないでしょうか。
【アイメッセージ】は、私たちの関係をより良いものにしていきます。
ぜひ、日常生活で慣れてみてください。
Ⅱ 【ポジティブに】
コンビニのトイレの表示『きれいに使ってくださってありがとう』が話題となったことがありました。
それ以前には、大方『汚さないでください』的な表示だったと思います。
また、元気者が走り回る廊下の表示が『走るな』から『歩きましょう』に変わったことも、同じ理由かと思います。
すなわち、【ネガティブ】な表現よりも【ポジティブ】な表現の方が、相手の心に届くということではないでしょうか。
とりわけ学校では、子どもたちに対して【OKワード】と【NGワード】について、よく話されています。
この場合の【OKワード】とは、『ありがとう・いいね・うれしい等』であり、一方【NGワード】とは『死ね・むかつく・うざい等』
と考えられます。
大人である我々が、こうした【NGワード】を使うことは、そんなにはないと思いますが、次の言い方をしてはいないでしょうか。
そそっかしくて、よく失敗をする人(子)がミスをしたときに「また~」と、言わないでしょうか。
また、「~しかできない」といった表現もしていないでしょうか。
これらの言葉も、【ネガティブ】な【NGワード】ですね。
さらに、喫茶店・カフェで「コーヒーでいいわ」と言いませんか?
「コーヒーがいいわ」とは、明らかに違いがありますよね。
こうやって考えてみると、日常生活において、私たちは結構【ネガティブ】な言葉を使っているのではないでしょうか。
【ネガティブ】な言葉を【ポジティブ】にするのには、役立つスキルがあります。
それが、【リフレーミング】です。
明日、具体的に【リフレーミング】の練習をしてみましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。