【聴く力・話す力のスキルアップ】22実践編5
この連載では
第1シリーズでは、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について
第2シリーズでは【学力差がある集団への係り】について
第3シリーズでは【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】について
第4シリーズでは『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について
そして現在は、シリーズの番外編として、『悩みを抱えている子どもへどのように寄り添うか』について考えています。
そして、そこから『話の聴き方』『話し方』へと、みなさんと一緒に考えてきました。
『話し方』についてこんなことを提案してきました。(詳しくは過去のブログをご覧ください)
1 言葉は、相手へのギフトと考えましょう
①人は、自分のイメージどおりに動く
②人は「言葉」ではなく「心」を受け止める
2 アイメッセージで、話してみましょう
3 リフレーミングで話してみましょう
①価値基準を変えてみると‥
②言葉の言い換え
③応用編
4 具体的に話してみましょう
①『どうすべきかは分かっているけど、どうすればいいかが分からない』説明編
②『どうすべきかは分かっているけど、どうすればいいかが分からない』実践編
5 ポジティブに話してみましょう
以上の内容については、ここでお話するとともに、前回(1月例会)のコミュニケーションカフェ【聴く力・話す力のスキルアップ】に
おいて、参加者のみなさんと一緒に考えたり、練習したりしてきました。
そして、次回(2月例会)のコミュニケーションカフェ(リアル版もOnline版も)では、みなさんからの質問や要望に応えて、「提案す
るときに、どのように話せばよいか」「上司からの提案を断るときに、どのように話せばよいか」といった、リアルな話題を中心として
実践編に取り組んでいきます。
詳しくは、下記のチラシをごらんください。
事例①アルバイト・パート先で、責任者から難しい要求をされた場合(詳しくは、以前のブログ参照)
事例②ママ友仲良し5人組(そのように見える)。リーダー・ボス的存在のAさんから不在のメンバーの悪口に同意を求められた場合
(詳しくは、以前のブログ参照)
2つの対応が考えられます。(詳しくは前回のブログを)
①Aさんの気持ちを忖度して、「いい人だけど、ちょっとね」と言う。
②Aさんの気持ちは無視して、「えっ?いい人じゃない?私好きよ」と言う。
しかし、「選択肢が二つしかない」と思い込まずに、他の選択肢を考えてみました。
そして、ここでは『この人は、簡単に扱えないわ』とと、Aさんが考えることが目的なのです。
もちろん、「そんな関係は友だちじゃない」という非難もあるかと思います。
しかし、考えてみてください。
ボス的存在の人がいるということ自体、本当の友人関係と言えるでしょうか。
また、『本当の友人』ならば、その場にいない人の悪口を言い、それに対して同意を求めたりするでしょうか。
多くの女性が、学校で職場で、またご近所や親戚との関係におして、この類の問題に悩まされているかと思います。
避けて通れない関係を、このように割り切って考えてみるのも一つの方法かと考えます。
これも、一つのコミュニケーションの解決策と、理解いただけると有難いです。
(確かに、ちょっと腹黒いかも‥ですが)
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください