【トム・クルーズが該当?】コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方【発達障害(碍)傾向に目を向けて】⑨
突然ですが、トピックス!
昨日(9月11日)に、コミュニケーションカフェ9月例会を、Onlineで開催しました。
高知や静岡、千葉からの参加もあり、また教員・学生・医療関係者とさまざまな視点からのお考えがあり、参加者全員とても楽しく有意
義な時間となりました。
リアル版を、次の日曜日(9月18日の午後)に、名古屋市中区上前津の『中生涯学習センター』で開催します。
興味関心のある方は、ぜひご参加ください。
お申し込みは、このHPの『申し込み』からどうぞ。
お待ちしています。
では、本題へ戻ります。
【SLDの概要】
① 正式名称
Specific Learning Disorder
限局性学習障害 と言います。
② 診断基準
学習や学業的技能の使用に困難があり、『読み・書き・計算』の少なくとも一つが困難という状況が、6か月以上継続している
ここで言う『学業的技能の使用』とは、後に続く記述の『読み・書き・計算』といった学習活動で使われるスキルを言います。
例えば『本を読む』『書類に記名する』『飲食代を計算して支払う』等といった、ごく当たり前の日常での活動のことです。
決して、『難しい漢字を読む』『長い文章を書く』『方程式を解く』といった、高度な内容ではありません。
そして、もう一つ大切なことに気づかれていますか?
それは、『知的能力が高い低い』といったこととは、関係ないということです。
『知的能力』には支障がないけれども、『文章がちゃんと読めない』といった状況を言います。
なかなか想像することが難しいですよね。
私が、その傾向がある人からお話を聴いたときには、「字が重なってみえる」と教えてもらいました。
うーん、やっぱり難しいですね。
③ 特定化
読字の障害を伴う ディスレクシア (トム・クルーズやジャッキー・チェンが、この症状とカミングアウトしたことで有名
になりました)
書字表出の障害を伴う ディスぐラフィア
算数の障害を伴う ディスカリキュア
次回から、関わり方について話しをしていきましょう。
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】
を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。