【アイメッセージで話してみよう】コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方【感情のコントロール】15
今回は、【コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方】を主のテーマとしながら、【感情のコントロール】に焦点を当てています。
その発端として、女子中学生の『友人関係の悩み』に焦点を当ててみました。(詳細は、以前のブログをご覧になってください)
このケースの場合には、『友だち』というものに対しての意識のズレが問題と考えますが、そうした意識のズレが、彼女たちばかりでなく、私たち
自身の生活でも、さまざまなトラブルを起こしているのではないでしょうか?
このようなトラブルの原因となる『意識のズレ』ぱどこから生じているのでしょうか?
そこで、私たちの【ものの考え方】について、取り組むことにしました。
【私たちのものの考え方の流れ】
第一段階 信念(詳細は以前のブログへ)
第ニ段階 思考(詳細は以前のブログへ)
第三段階 感情(詳細は以前のブログへ)
第四段階 生理的反応(詳細は以前のブログへ)
第五段階 行動(詳細は以前のブログへ)
①【攻撃的反応】
②【被攻撃的反応】
③【アサーティブな反応】
【アサーティブなスキル紹介】
その1 アイメッセージ 今回は練習です
一言で説明すれば、『上からではなく横から目線』ということです。
以前お話した『ラーメン屋でのトラブルに対するドラえもん一家の対応』や、今回の『約束を守らない子どもを嘆くおとうさんの対応』において
も『気持ちをそのまま伝えることが大切であって、上から目線で威張ることではない』ということがお分かりいただけたかと思いま
す。
この大切なことを伝える場面で、有用なスキルが【アイメッセージ】なのです。
みなさんがこのスキルに慣れるために、具体的に練習してみます。
【状況】
あなたは、美味しいと評判のランチを食べに行く約束を友人としました。
ところが、約束の時間を過ぎても友人が来ません。
せっかくお店の前で並んでいたのに、後から来た人が先に入っていきます。
メールも電話もありません。
40分過ぎたところで、友人が焦って走ってきました。
さぁ、友人があなたの目の前に来ました。
あなたは、友人にどのような言葉がけをしますか?
考えてみてください。
もしここで、「いい加減にして。私すごく待ったんだよ」ともしも言ったならば、どうなるでしょうか?
たしかに、待たせられた相手は、「ごめんね。申し訳ない」と言うことでしょう。
しかし、その本心は‥
「確かに私が悪かったと思います。長い時間待たされて、あの人が怒るのももっともです。でもね‥そんな言い方しなくてもいいじゃん。私が悪す
ったことは十分承知しているけど、でも‥」ではないでしょうか?
『正しい』ことに、全ての人が納得できるとは限らないと考えます。
では、どうすればよいでしょうか。
【アイメッセージ】に基づいて、考えてみましょう。
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】を開いてい
ます。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。