子育て支援ワンコインセミナー 【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】解説編⑯学習性無力感
1日から、現在開催しているコミュニケーションカフェ3月例会について、説明しています。
その内容として
1 【思春期の特徴】について、2回にわたってお話してきました。(以前のブログ参照)
2 このセミナーの中心として、二つの柱を考えてみました。
① 子ども話の聴き方
② 子どもの意欲の高め方
3 【子どもの話の聴き方】については5回にわたって、お話してきました。(以前のブログ参照)
4 【子どもの意欲の高め方】についても、お話してきました。
ここでは、私自身の長年の疑問である「やればできる」という言葉について、その信憑性を考えています。
すなわち、『やればできる』のではなく、『できるからやる』のではないかと、私が考えているからです。
このことについては、【学習性無力感】や【自己肯定感】を中心に、今後詳しくご説明するつもりです。
5 3月16日の【セミナーの報告】
今回のリアル形式のセミナーに参加いただいた方からは、『不登校』『思春期の子どもとのコミュニケーション』についての質問があり
ましたので、それについて参加者みなさんとともに考えました。(こちらも詳しくは、以前のブログをご覧ください)
みなさんは、いかが思われましたか?
よろしければ、3月20日のリアル版、3月21日のOnline版のセミナーにご参加ください。
さて、今回から【学習性無力感】について、お話します。
初めて、この単語を聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この言葉が表す状況は、日頃から、私たちには馴染みのあることです。
例えば、『来週の会議までに、提案物を作成しなければならない。インパクトのあるものにするために、最新の画像ソフトを活用してい
るが、何度教えてもらっても、うまく使いこなせない。やっぱり、こういうことは苦手だ』、また『うちの子は運動が苦手だ。今は、鉄
棒の逆上がりに挑戦しているが、ちっともできない。本人は、すでにやる気をなくしている』といったことって、よくありませんか?
これこそが、まさに『学習性無力感』なのです。
さて、二つの事例において、どのような共通点が見られますか?
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。