コミュニケーション苦手さんへの応援スキル特集⑦
1 【聴く】編
① 「私の気持ちをわかってほしい」のわかるって?
② 心の速さは、言葉の速さよりも遅い
③ 『言ったこと』よりも『言わなかったこと』の方が大切なときもある
④ 話を聴く『かまえ』は大切
⑤ 相手の話を取ってしまわない
仲良し5人組の会話で、おいしいパン屋の紹介中、店の名前を忘れて困り顔のAさんをアシストしたBさん。
さぁ、あなたがBさんならば、次にどんな対応をしますか?
【その1】
「あのお店、おいしいよね。私は、この前家族で一緒に行ったけど、そのとき‥‥‥‥‥‥‥‥」と話す。
【その2】
「あのお店、おいしいよね。Aさんの特におすすめは何なの?」と話す。
この両者の違いは、お分かりですか?
この会話は、もともとAさんがその中心となっていました。
ところが【その1】のように自分のことを話し続けたら、Aさんから【話をとってしまった】ことになります。
そこで、【その2】のように、コメントをすこしした後、話をAさんに戻す人が、コミュニケーション力が高い人と考えます。
それは、『忖度』とか『機嫌取り』とかではないと思います。
大人どうしのコミュニケーションのあるべき姿ではないでしょうか。
もしも、自分が話したいのならば、Aさんの話の後で、「ねぇ、私の話聞いてくれる?」と話題転換をすればよいのです。
そうした話題転換がスムーズにできて、みんなの会話が盛り上がっていくのが、平等であり開放性が高い望ましい交友関係と思います。
そうした【望ましい交友関係】は一朝一夕にできるものではありません。
こうした積み重ねの結果、出来上がるものと考えます。
ぜひ、そうした関係を目指しましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。