人と人の距離感②シンパシーとエンパシー コミュニケーションカフェ7月例会より

7月のコミュニケーションカフェは【思い込みを見直して、心地よい関係づくりを】をテーマとして、6月例会で取り上げた【友だち】

から範囲を広げて【人付き合い全般】について考えます。

その際に【人と人との距離感】を切り口の一つとして設定していますが、そうした相手との心の交流について考えていたところ、【シン

パシーとエンパシー】ということがらが、最近よく話題となっていることを知りました。

そこで、ここで一度ご紹介したいと思います。

1 シンパシーとは何か

ギリシャ語から生まれました。

sympathy   syn=一緒に pathos=苦痛 と分けて考えてみると分かりやすいのですが、『思いやり』『同情』『共感』といった意味で使

われます。

語の発生からして、『一緒に』+『苦痛』ですから、『辛い相手への同情』といった意味で使われるのが分かりやすいかもしれません。

そして、よく似た意味の類義語としては『同調』『意気投合』が挙げられ、反対の意味の対義語としては『反感』『反発』でしょう。

2 シンパシーの具体的な使われ方

相手の辛い話などを聞いて、「大変だね。辛いよね」と共感して、感情的に相手に寄り添う場面が、当てはまるのではないでしょうか。

このとき、人は『相手の話を聞いて、自分の体験に置き換える』➡『実は、自分の状況を考えている』のです。

どうやら、人は相手のことよりも自分のことを考えて、心が揺れ動いているようです。

 

では、エンパシーとは何でしょうか。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。