ソーシャルスキルトレーニング ⑧コミュニケーションカフェ3月例会のお知らせ②

「ソーシャルスキル(SST)について知りたい」「ソーシャルスキル(SST)について学びたい」という意見をいただきました。

そこで、いくつかのSSTについての紹介をしています。

昨日までは【アサーション】について、お話ししてきました。

今までの取り組みから、【ソーシャルスキル】【アサーション】について興味関心をもたれたら、紹介しているコミュニケーションカ

フェで実際にり組んでみませんか。

ここで取り上げるソーシャルスキルとしては、【日常から取り組むスキル】【とっさの時に活用するスキル】の2種類があります。

両者とも、こうしたスキルを身に付けることによって、周囲の人との豊かなコミュニケーションを築いていくことができると考えます。

コロナ禍で仲間と出会えず、ソーシャルディスタンスの考えから人と人の関係が疎遠になりやすい今だからこそ、豊かなコミュニケーシ

ョン、豊かな交友関係を築いていきたいものです。

【日常から取り組むスキル】として、以下のものが挙げられます。

① スモールステップ   目標を決め、そこへ向かって頑張るが、一足飛びではなく、毎日少しずつの向上を目指していきましょう。

② 2段構えの作戦    プランAが実施できれば良いが、そうとは限らない。✖の時には、すみやかにプランBへ移行しましょう。

③ 悩みの種の整理    悩んでいる人の中には、自分が何で悩んでいるかが分からない人もいます。悩みを整理しましょう。

④ 今の私        今の私はどんな人?何ができるの?なにが苦手?等、自分を客観視してみましょう。

⑤ リフレーミング    単なる言葉の言い換えではなく、【ものの見方の基準】をちょっと変えてみましょう。

⑥ ポジティブシンキング 私たちの脳はネガティブが大好きです。ネガティブループから脱出しましょう。

例えば、スクールカウンセラーをしていたときに、【カウンセリングルーム】を訪れる生徒や保護者の中には、自分が何で悩んでいるの

かが分からなくなっている人が結構いました。

その状態を分かりやすく説明するために、『何本かの毛糸くずがからまっている様子』を想像してみてください。

カウンセラーの仕事は、その毛糸くずを根気よくほぐして、相談者の目の前に並べることと思います。

そのうえで、相談者と一つ一つの悩みについて「これは、あなたが悩むことでなんとかできることか?」と話し合います。

そうして、言わば【悩みの種の整理】を二人でします。

ここまでが、カウンセラーの役割・仕事と考えます。

ここから先、悩むことは相談者が行うことです。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。