おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語60 番外編【教師の仕事はブラックか】
ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。
Q8 この頃、教員は仕事が多くて忙しく、ブラックと言われていますが。そうなのですか?
この問題について昨日から取り上げ、ある1日の教員の様子を考えてみることにしました。
仮に、勤務時間を8:30から17:00としてみます。
しかし、この時間内ですべての業務が完了するわけではありません。
昨日の続きです…
『朝の会』が終わり、子どもたちは慌ただしく「体育の授業の着替え」等をしていますが、教師も慌ただしく職員室へ戻り、1限の授業の用意を携えて授業のある教室へ向かおうとしたら、担任をしている生徒の保護者から電話がかかかってきました。
用件を聞き、「今から授業なので、後程お電話します」と伝えと電話を切り、猛ダッシュで教室へ向かいます。
こんな様子で、午前中の授業が経過していきます。
午前中に1時間の空き時間(担当の授業がなく、職員室にいる)がありましたが、その1時間で回収した生徒の『生活ノート』の点検をしなければなりません。
大半の『生活ノート』は日常のありふれた内容なので、教師が返事を書くときにそれほど悩むことはあれません。
しかし、中には『家族間の悩み』『友だちとのトラブル』等、『いじめ』や『不登校』などにつながっていきそうなものもあります。
(これを感じとるのは、長年培ってきた教師としての勘や、日頃からどれだけ子どもたちを見ているかによります)
そのときには、同じ学年の先生ゃ当該生徒の所属している部活動顧問、さらには養護教諭やスクールカウンセラー、問題によっては管理職と相談します。
そんなことをしている間に、昼食の時間となりました。
民間企業や役所に勤務している方にとっては、昼食の時間は『休憩』になりますが、教師の場合には『昼食指導』と言って、子どもたちと一緒に食事をするので、『休憩』には全くなりません。
『昼食』そして『その後の空き時間』に、何かトラブルがあると大変です。
どんなことが起こるかについては、明日へ続きます…
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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