おめでとう!ハッピー物語9
4 採用試験への新たな出発
『講師ではなく正規の先生になる』=『教員採用試験合格』
新しいGOALが明確になりました。
しかし、このGOALは今までの『大学合格』『教員資格獲得』と比べて、決して生易しいものではありません。
教員採用試験は公務員試験の中でも、その時の社会情勢が顕著に反映していると思います。
(現在、私は私立大学の教職課程で教えていますが、受講する学生数が毎年大きく変動します。社会が好景気のときには、受講数がどんどん減少していきました。しかし、今年度は大きく増加しました。大企業が来年度大卒の採用を中止するとか、冬のボーナスがなくなるといったニュースを見聞きすれば、それは不安になることでしょう)
採用試験は、その延長上にあるわけです。
しかし、どんなに不安でも不合理でも、採用試験がある限り受験するたけです。
そこで、ハッピーが希望する地元の教員採用試験に照準を定めました。
何事も、相手、対象をよく知らなければなりません。
まず、当該地方の教員採用試験の動向・特徴を、近年合格した若手の教員から事情聴取しました。
みなさん、気持ちよくたくさんのことを教えてくれました。
その中で、分かったことは『当該地方の第一次試験の集団面接には大きな特徴がある』ということでした。
そこで、その特徴に沿って集団面接の練習をすることにしました。
その特徴とは……