自分の気持ちとの上手な付き合い方~自分をそのまま受け入れましょう~コミュニケーションカフェ5月例会より④
みなさんは、「日頃は笑って済ませる、ささいな言動に妙にイラついてしまい、自分で自分の心をもて余したり」と言う体験をされたこ
とがありませんか。
時間の経過とともに、薄らいでいってくれるとよいのですが、時には、そうした思いが心の中に沈殿して、次第に心がネガティブな方向
に傾き、人によっては【孤独】や【生きづらさ】を感じることもあるものです。
そんな状況から、自由な自分を取り戻しましょう。
そして、その時に大切にしたいことは、「ネガティブな考えをしてはいけない!」と頑張りすぎるのではなく、自分のなかにある『ポジ
ティブな心』とも『ネガティブな心』とも、上手に付き合っていくことです。
そのための考え・スキルについて、3回のコミュニケーションカフェで、取り組んでいきます。
まず第1回目5月例会では、『自分をそのまま受け入れましょう』に焦点を当てます。
前回、【女性総合職、勤務8年目からの相談】をご紹介しました。(詳細は、一つ前のブログをご覧ください)
どのように感じられましたか?
まず、この相談での【検討すべき】問題について考えましょう。
この相談のどこが、【検討すべき】問題と感じられましたか?
一見すると、『他人に仕事を回してくる調子の良い後輩のAさん』と思いがちですが、果たしてそうでしょうか。
問題点は、【私は『責任感』が強いと自分でも思ってきたし、周囲からも期待されている。信頼を裏切らずに、後輩の面
倒を見なくっちゃ】と、周囲の期待に応えようとして【○○しなければならない】と考えるクセではないでしょうか。
いかがですか。
みなさん、そうしたことってありませんか?
みなさん、【人は言われたとおりに育つ】という考えを聞かれたことがありませんか?
実は、私自身がこのことを、とても感じています。
私は、小さな頃小児喘息でしたので、よく病院へ行きました。
昔のことですから、よく注射されました。
もちろん、とても痛かったのですが、泣かずに我慢しました。
すると、お医者さんや看護師さんから「里美ちゃんは、泣かないなんてとて立派な子だね。偉いね」と言われました。
そこで、私は「私は偉い子なんだから、泣いてはいけない」と思い込みました。
その結果、泣けなくなりました。
いまでは「どうして、あんなことしたのだろう。泣いてやればよかった」と後悔しています。
皆さんも、何かそうしたことってありませんか?
一度、ご自分の歴史を振り返ってみてください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。