考え方の歪みを直して、心の健康度アップ(コミュニケーションカフェ6月例会より)⑨
『友だちがいないといけない』という友だち神話に、子どもたちが囚われていることを事例として、私たちの考え方の歪みや思い込みに
ついて考ます。
その考え方として(詳しくは、以前のブログをご覧になってください)
1 同じ考え方に取り囲まれて
2 考え方の歪みを直して
3 わたしたちの思考と行動のメカニズム
以下の過程を考えています。
①信念(思い込み) ➡ ②思考(考え) ➡ ③感情 ➡ ④生理的反応 ➡ ⑤行動 ➡ ⑥結果
そして、前回から②思考(考え)について考えています。
こうした思考の傾向は、個人の経験や環境によって異なっています。
例えば
○うれしいことゃ正しいことを打ち消す
例えば、『あなたの服装は、センスが良くて素敵ですね』と誰かに褒められたときに、あなたならばどのような反応をしますか?
多くの人は、「いいえ、そんなことはありません」といった具合に、せっかく褒められたことを否定するのではないでしょうか。
なぜでしょうか。
私たち日本人特有の『謙遜』でしょうか。
または、『自己肯定感の低さ』でしょうか。(これも、日本人特有と言えますが)
おそらく、そのどちらも含んでいることでしょう。
しかし、これからは「どうもありがとう」と、素直に受け入れませんか?
なぜならば、【ネガティブな発想は、ネガティブな考えを引き寄せ】てしまうからです。
こう言うと、いささかスピリチュアルっぽく聞こえるかもしれませんが、もともとネガティブ思考が落ち着く私たち日本人は、どんどん
ネガティブ思考のスパイラルに落ちていきやすいのです。
褒められたら、明るく笑って「ありがとう。あなたの○○も私は好きです」とポジティブ思考をしましょう。
確かに、初めは「変わった人」と思われるかもしれませんが、継続していくことで「○○さん(あなたのこと)と一緒にいると、気持ち
がいいわ」と、感じてもらえるようになれば、それが『あなた』になるのです。
ぜひ、ポジティブ体質を目指しましょう。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。