考え方の歪みを直して、心の健康度アップ(コミュニケーションカフェ6月例会より)⑧
目下、『友だちはいないといけない』という友だち神話に、子どもたちが囚われていることについて考えていますが、その過程として
1 同じ考え方に取り囲まれて
2 考え方の歪みを直して
3 わたしたちの思考と行動のメカニズム
私たちは、以下の過程で考えー行動しています。
①信念(思い込み) ➡ ②思考(考え) ➡ ③感情 ➡ ④生理的反応 ➡ ⑤行動 ➡ ⑥結果
この一連の流れの内、前回は①信念(思い込み)について、考えました。
今回は、②思考(考え)について考えます。
前回の信念(思い込み)と同じように、思考の傾向も、個人の経験や環境によって異なります。
例えば
○白か黒かと言う考え
ものごとを、二つに分けてしまう考え方です。
All or nothing とも言えるでしょう。
この考え方の傾向が強い人は、周囲にいる人に対しても「あの人は○○○○だから、いい人に違いない」と決めつけ、その人の言動に対し
てはポジティブな評価をしますが、逆に「あの人は△△△だから、どうせ悪い人だよ」と一端決めつけると、その人の言動すべてに対し
てネガティブな評価をしてしまいます。
しかし、世の中に『すべて正しい』とか『すべて間違っている』人って、そんなにいるでしょうか。
半沢直樹や水戸黄門ではないので、大半の人は『良い点もあれば、問題な点もある』というのが、普通ではないでしょうか。
そうやって決めつけることで、自分自身の交友関係の範囲を狭めてしまうし、そのことで自分自身も息苦しさを感じると考えます。
世の中の大半は、言わばグレイではないでしょうか。
そう考えることで、心がゆったりとなり、自由な思考ができると考えます。
相手を、対象を白黒の極端な評価をしないで‥‥
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。