生徒・子どもの心とどう向き合うか27 ハッピー物語98【番外編】より

Ⅱ 【生徒・子どもの心とどう向き合うか】についての考え

④担任教師・スクールカウンセラーによる個別面接から見えてくる【生徒・子どもの心】について

【話し合うときに心掛けたい】

 ○【ともに過ごす】という両者の関係性に意味がある Doing よりも Being 】

 ○「私の気持ちをわかってほしい」と言うときの、【わかる】は【判る】や【解る】ではなく【分かる】

 耳だけでなく身体全体で聴く。そのために【話を聴くかまえ】を。

 話を評価しないで。分かったつもりにならないで。

 ○【言葉はギフト】と考え、投げずに手渡す。

 ○【肯定的な視点】をもち、【肯定的な表現】で話す。

 ○【具体的に理解】し、【具体的な表現】で話す。

 ○【アイメッセージ】で話してみましょう。

 「上から要求する」という姿勢から、「横から要求する」という姿勢に変えていくのはどうでしょうか。

 【アイメッセージ】は、【横からの視線】でものごとを要求しているのではないでしょうか。

○【リフレーミング】の手法を使ってみましょう。

 【アイメッセージ】と同じように活用したいスキルとして【リフレーミング】があります。

【生徒・子ども】はもちろん、【教師・スクールカウンセラー】でも、初対面の【相談】では心が落ち着かないものです。

ましてや、それまでに【心の葛藤】があったならば、なおさら上手に話せないことでしょう。

また、生徒に対して熱心な【教師・スクールカウンセラー】が、「悩んでいる生徒・子どもを何とかしたい」との思いが空回りしてしま

、思いと裏腹に事態が悪化してしまったというケースを見かけたことがあります。

せっかく『生徒・子どものために何かしたい』と考えているのに‥‥残念ですね。

そこで、教師・スクールカウンセラーが、自分の思いを相手に受け止めてもらえるようにする(リフレーミング)手法について、練習し

てみましょう。

これも、ずっと以前には「生徒・子どもに迎合しているのではないか」「生徒・子どもを甘やかしているだけではないか」といった批

判的な意見をよく耳にしたものです。

もちろん、そうではありません。

よく言われることですが、『私たちは、見たいものだけを見て、聞きたいことだけを聞いている』のではないでしょうか。

それはある意味仕方ないことと考えます。

なぜならば、私たちは莫大な情報の中で生活しているのですから、全ての情報に注意力全開で対応していたら、日常生活をおくること

すらままなりません。

そこで、無意識に情報の取捨選択をしています。

このことから『相手に伝えたい情報は、相手が受け入れやすい言葉で伝える』というスキルを自分の技術として、活用していきましょ

う。

例えば『おっちょこちょい』を『頭の回転が速くて、スピード感がある』と言い換える語句としての【リフレーミング】があります。

こうした例とは異なる場合について、明日考えてみましょう。

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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