未来の教員を目指す学生と関わって4部①
この連載の第1シリーズとして、発達障害を中心とした【学級・学校に適応することが難しい子どもとの係り】について、また第2シリ
ーズとして【学力差がある集団への係り】について、第3シリーズでは、【一見仲良さそうに見えるなれあい集団内部への係り】につい
て、教員を目指す彼らが抱えている不安について考えてきました。
新たな第4シリーズでは、何をとりあげようかと考えてきましたが‥
ご存じのように、教職を目指す学生たちに、『特別活動』とりわけ『学級経営』について授業をしています。
これで、6年目となります。
彼らの『希望』や『不安』と寄り添い、そうした取り組みについてここでもお話しています。
そんな中で、『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』について、とても関心がありました。
そこで、そのためのアンケートや、それに基づいた実践について、まとめてみました。
その中から、いくつかご紹介していこうと考えます。
まずは、アンケート【理想の教師像】です。
1 学習面で、教え方が上手で知識も豊かである
2 悩みを抱えている子どもへ寄り添う気持ちが強い
3 係活動や学級通信など、学級経営に熱心である
4 昼食後などに子どもと遊ぶなど身近な存在である
5 部活動や生徒会の顧問など、活動の中心である
6 問題行動をしてしまう子どもと正面から向き合う
7 緊密に連絡をとり保護者との関係がよく信望もある
8 いつも穏やかであり、子どもとも自然体で付き合う
9 管理職となり、学校地域の教育を改革していく
この9の選択肢に、1位から9位の優先順位をつけ、その合計で『教職を目指す学生が考える【理想の教師像】』が分かるのではないか
と考えました。
御覧のように、選択肢の教師像はどれも素晴らしいものと思います。(学生たちとの授業で、話題となったものばかりです)
皆さん方ならば、どんんな順位となりますか?
このことについては、新年からお話をしていきます。
今年も、ご愛読いただき、ありがとうございました。
新年も、読んでいただいたみなさんに役立つ内容にしていきたいと考えています。
新年も、どうぞよろしくお願いいたします。
(2日から開始する予定です)
良い年をお迎えください。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
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