子育て支援ワンコインセミナー 【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】解説編⑰学習性無力感

1日から、現在開催しているコミュニケーションカフェ3月例会について、説明しています。

その内容として

1 【思春期の特徴】について、2回にわたってお話してきました。(以前のブログ参照)

2 このセミナーの中心として、二つの柱を考えてみました。

 ① 子ども話の聴き方

 ② 子どもの意欲の高め方

 【子どもの話の聴き方】については5回にわたって、お話してきました(以前のブログ参照)

4 【子どもの意欲の高め方】についても、お話してきました。

5 3月16日のセミナーの報告

みなさんは、いかが思われますか?

よろしければ、3月20日のリアル版、3月21日のOnline版のセミナーにご参加ください。

 

さて、前回に引き続き【学習性無力感】について、お話します。

昨日お話した、二つの事例において、どのような共通点が見られましたか?

『最新鋭の映像ソフト』にしろ、『鉄棒の逆上がり』にしろ共通していることは、『一生懸命に取り組んでも失敗が続き、なかなか成功

しない』ということです。

さて、もしそうした状態になったとしたら、私たちはどんな気持ちになるでしょうか。

きっと、「ああ、私はこういうことはできないんだ」と思ってしまうのではないでしょうか。

そして、「頑張ろう」という気持ちがなくなってしまうのではないでしょうか。

さらに、こうしたことが長引いたり、他のことでもおなじような結果になったりしたら‥

私たちは、さらに『意欲』すらなくなってしまうのではないでしょうか。

このことを、【学習性無力感】と言います。

今回は、『思春期』にターゲットを当てた話題の中で取り上げていますが、【学習性無力感】自体は、『思春期』に限らず、どんな年齢

でも、どんな人にでも起こりうることと考えます。

 

以上のことを、簡単に図式化してみましょう。

すなわち、『できない』➡『やらない』 となると考えます。

そして、これをひっくり返してみると 『できる』➡『やる』 となるのではないでしょうか。

 

次回、具体例について考えます。

 

明日は、リアル版 子育て支援ワンコインセミナー【子どもの心が分からない~思春期のトリセツ~】の2回目を開催します。

ぜひ、ご参加ください。

 

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。