交友関係で生かしたいソーシャルスキル②(コミュニケーションカフェ5月例会より)

 

事例①「いいね」が生きがいになっているアラサー女性

ここで、昨日伝えた情報から、『彼女が悩んでいる理由は何か』について考えてみましょう。

彼女自身は『インスタ映えする店へよく行くので、(経済的に)苦しい』、『いつも【いいね】が欲しくて、店探しが大変』といったこ

とが、悩みの理由と考えています。

確かに、そのとおりかもしれません。

でも、それだけでしょうか。

と言うよりも、なぜそうなのでしょうか。

それは

『今までどちらかと言うと【地味】(と彼女自身は考えている)な存在だった自分が、多くの人から存在を認められている』

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『今までには感じたことのない喜びを感じているので、もっと認められたい』

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『【いいね】がもっとつくような投稿をしなければ…』

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『いつも、そうしたことを考えているので、ちょっと疲れている。また、もともとそういう目立つことが得意ではなかったので、無理し

ていて疲れている』

という流れではないでしょうか。

もちろん、彼女が『今までとは違う、新しい自分』に気づき、新しいことにチャレンジすることはとても素晴らしいと考えます。

しかし、『苦しいなあ』『疲れるなあ』と感じながらも続けることはどうでしょうか。

第一、そうした無理がいつまでも続くとは、思えません。

では、彼女はどうすればよいのでしょうか。

このことを、考えてみましょう。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。