コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑥

『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい

う機会でもあるので、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。

よろしくお付き合いください。

また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。

 

1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)

2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)

3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)

4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)

 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)

6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?

事例の保護者は、『うちの子は約束(ゲームではなく、勉強する)を守らない』と嘆いていました。

親子で、課題(この場合は、勉強しない)を取り上げて話し合い、約束をするーという、一連の活動はとても意義あることと考えます。

ずっと昔は、おそらく保護者が一方的に、《うちの子》に命じていたのではないでしょうか。

しかし、ここで問題なのは【約束する】という活動が、本来の機能を果たしているか?ということです。

形こそ、【話し合い、約束する】となっていても、一方的に保護者が話し、「いいな。分かったな」と言い、否応なく子どもに「はい」

と言わせているならば、それは【約束】とは言わないのではないでしょうか。

ですから、そうした事例の相談のときには、「それは誰の約束ですか?」「お子さんは、『嫌だ』と言うことが可能ですか?」と、逆に

質問しています。

【約束】とは、本来双方が意見を出し合い、そのうえで『落としどころ』を見つけて、合意するものと考えます。

そうした『原点』に立ち返って、もう一度『話し合う』ことを、お勧めします。

 

ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキの練習をしたりする会【コミュニケー

ションカフェ】を開いています。

リアルでもOnlineでも開催しています。

詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。