おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語59 番外編【教師の仕事はブラックか】

ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。

Q8  この頃、教員は仕事が多くて忙しく、ブラックと言われていますが。そうなのですか?

OECDの調査などを見ても、先進国の中で『日本の教員の仕事量は抜きんでて多い』とは、誰しもが感じるところです。

とりわけ多忙を極めると言われる『中学校の教員』として35年間働いてきた者としては、忙しさを否定はしません。

では、どうしてそんなに忙しいのかを考えることから始めましょう。

例えば、ある1日の勤務の様子を考えてみます。

仮に、勤務時間を8:30から17:00としてみます。

しかし、この時間内ですべての業務が完了するわけではありません

例えば、多くの学校では始業前に、校門で生徒を迎えて『朝の挨拶』を交わすという『朝の挨拶運動』というものがあります。

登校時に、子どもたちの様子を見て「Aちゃん、今朝元気ないね。どうしたのだろう」、「Bくん、いつもと違う友人と登校している。毎日一緒のCくんとちがうな。何かあったのかな」等と、生徒たちの情報をキャッチして、健康状態から友人関係ひいては家庭の状況へと思いをめぐらすというのは、指導要領には載っていない、プロの教師の技ではないかと考えます。

そして、いわゆる『朝の会』では、学級を単位として着席している子どもたちの様子を観察し、提出物を集め、その日一日の注意事項などを知らせて、休む暇なく1時間目の授業が始まります。

1日が始まったら、6時間目が終了するまで、ノンストップで仕事が続いていきます。

この続きは、明日へ…

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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