おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語48 番外編【落としどころとは2】
ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。
Q6 私の故郷は、教員採用の募集人数が少ないので、教員になることをあきらめた方がよいですか?
この質問に答える形で、【落としどころ】という考え方を紹介しました。
昨日は、この【落としどころ】という考え方自体を【教育面】から考えたので、今日は【心理面】から考えてみます。
②【心理面】から考えてみると
この頃のコロナ禍という状況の中で、私たちの国は社会全体の寛容性が失われる方向に進んでいるように思えてなりません。
マスクをしているか・いないかということで、トラブルになってしまうというのはその最たるものと思います。
そして、そうした社会を表す『同調圧力』(ピアプレッシャー)と言う言葉を、よく聞きます。
この言葉は世界中どこにもあると思いますが、とりわけ日本では『空気を読む』と言い換えられて、社会のお約束になっているように思えてなりません。
そんな状況では、同じ意見に賛同している多くの人の中で、【異なる意見】を発言することは大変勇気がいることです。
大半の人は、煩わしく思い、面倒に感じ、そして不安感をいだくことで、【異なる意見】を飲み込んでいるのではないでしょうか。
逆説的になりますが、そうなると【落としどころ】【合意形成】は必要ありません。
なぜならば、みんなが同じ意見なのですから。
【落としどころ】【合意形成】をしなくてすむというのは、楽でいいですよね。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
明日は、【社会面】から考えてみます。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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