あなたのためって、誰のため?
先日のコミュニケーションカフェでは、(愛情の押し付けーあなたのためって、誰のため?)について、参加者のみなさんが自分自身を振り返るために、二人一組となってロールプレイに取り組みました。
題材
自粛中に、学校の課題をしないでゲームばかりしている子どもに、あなたは腹をたてています。あなたは、我が子が学校の授業についていけるかが心配だからです。ついつい(あなたのためでしょ)と言ってしまいますが、子どもには伝わっていません。
今も、あなたがスーパーから帰ってらきたら、ゲームをやっていました。
さぁ、あなたは何と言いますか?
この状況で、二人一組の内、一方の方には(子ども役)を、もう一方の方には(親役)を演じていただきました。
参加者のみなさんは、初めは躊躇されていましたが、次第にセリフも多くなり、とりわけ(子ども役)の場合には、我が子の日頃の言い分を引用されて、会話もことのほかスムーズでした。
そして、ロールプレイ後の感想としては(自分の子どもたちに、自分の気持ちをうまく伝えることができていないと感じたので、自分はどう思っているか、母としてではなく、自分の言葉で伝えられるといいと思いました。)といったように、子どもを一方的に責めるのではなく、自分自身を振り替える姿勢が表れたことは、大きな進歩と言えるのではないでしょうか。
せっかくのこの気付きを、今後へ生かしていくために、次回のカフェでは、話し方について考えていきましょう❗