【一方的なラベル貼りではなく】コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方【感情のコントロール】18
今回は、【コミュニケーションが苦手な人との上手な関わり方】を主のテーマとしながら、【感情のコントロール】に焦点を当てています。
その発端として、女子中学生の『友人関係の悩み』に焦点を当ててみました。(詳細は、以前のブログをご覧になってください)
このケースの場合には、『友だち』というものに対しての意識のズレが問題と考えますが、そうした意識のズレが、彼女たちばかりでなく、私たち
自身の生活でも、さまざまなトラブルを起こしているのではないでしょうか?
このようなトラブルの原因となる『意識のズレ』ぱどこから生じているのでしょうか?
そこで、私たちの【ものの考え方】について、取り組むことにしました。
【私たちのものの考え方の流れ】
第一段階 信念(詳細は以前のブログへ)
第ニ段階 思考(詳細は以前のブログへ)
第三段階 感情(詳細は以前のブログへ)
第四段階 生理的反応(詳細は以前のブログへ)
第五段階 行動(詳細は以前のブログへ)
①【攻撃的反応】
②【被攻撃的反応】
③【アサーティブな反応】
【アサーティブなスキル紹介】
その1 アイメッセージ 『上からではなく横から目線』(詳細は、以前のブログ参照)
その2 リフレーミング 『白か黒か』ではなく、『白から黒へのグラデーション』の立場で(詳細は、以前のブログ参照)
【あるお母さんの意見から】
「そりゃあ、私だって叱って育てるよりは、褒めて育てる方がいいと思いますよ。でもね、褒めるところがなかったら、どうするんですか?それで
も、無理してわざとらしく褒めた方がいいのですか?」
なるほど!
このお母さんの気持ち、よく分かりますよね。
でも、このお母さんでも言われているように、『褒めて育てる』方がいいと、私も思います。
なぜかと言うと
【人は言われたとおりに育つ】からです。
例えば、小さな頃から落ち着きなく動く少年は、おそらく「本当に、あんたは落ち着きがなくて」といつも叱られていたのではないでしょうか。
そうすると、大人になって落ち着いた言動ができるようになっても、ささいなミスをしたときに「あっ、やっぱり私は落ち着きがないからうまくい
かないんだ」と考える傾向があります。
ミスなんて、誰だってしますよね。
でも、ずっと「落ち着きない」と言われ続けて育ってきた人は、自分に起こる不都合なことがらを、全て「落ち着きない」に原因を求めてしまいや
すいのです。
そうなると、次に何かチャレンジするチャンスが来ても、「ああ、どうせ私はダメだよね」と、チャレンジをあきらめてしまいやすいのです。
『落ち着きない』ですか…
白から黒へのグラデーションの中での立ち位置を少し動いてみませんか?
黒の方向を見ていたとしたら、今度は反対側の白い方向を見てみませんか?
そういう人って、ある意味行動力があるって言えますよね。
フットワークが軽いって言うと、ちょっとカッコいいかも…
グループの中でこういう人が一人いると、便利かもしれないし、雰囲気が明るくなるかもしれません。
いかがでしょうか?
では、「おしゃべり」はいかがでしょうか?
また、その逆で「無口」はいかがでしょうか?
次回まで、お考えください。
こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケーションカフェ】を開いてい
ます。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをご覧ください。