生徒・子どもの心とどう向き合うか9 ハッピー物語80【番外編】より

Ⅱ 【生徒・子どもの心とどう向き合うか】についての考え

【マニュアルがない】ことの良さ

【生徒指導】って何?

さて、昨日【生徒指導】についての考え方が変わってきたことをお話しました。

『問題行動をした生徒・子どもを注意する』ことではなく(そういうケースもありますが)、生徒全体への指導ととらえる時代となってき

ました。

そして【生徒自身】を成長する【主体】として考えるため、【指導】という言葉よりも【支援】を使う場面が増えてきました。

また、そこには【ガイダンス】の要素も含まれますし、【カウンセリング】等生徒の心と向き合う内容も含まれます。

そして、その内容は対象とする生徒像、その目的によって3段階に分かれています。

<第一次支援>

全校生徒を対象とする支援です。

例えば、『生徒・子どものネット上でのいじめ』に対して、全校生徒対象に『SNSの使用について』の講演会を開き、生徒・子どもた

ちに自分の行動について考えさせるーこうした支援を一次支援と考えます。

他には『男女の性の違いについて』『ゲーム依存について』『防災について』等が考えられます。

<第二次支援>

他の生徒・子どもに比べてリスクを抱えている生徒を対象とする支援です。

例えば、転校してきた生徒】や【学校を休みがちな生徒】に対して、級友とのかかわり方などの状況を見守り、適時アドバイスをする

ことで学校への適応力】を高めていきます。

<第三次支援>

これは、問題を抱えている生徒・子どもに対して、ピンポイントで支援をしていくことです。

【不登校の生徒・子ども】【いじめが疑われる生徒・子ども】【家庭内での虐待が疑われる生徒・子ども】等、残念なことに多くのケー

スが考えられます。

では、具体的なかかわり方は?

それについては、明日考えていきましょう。

 

ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。

よろしければ、お話を聞かせてください。

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