コミュニケーションカフェ8月例会【思春期の人たちへ】⑦
『夏休みの1DAY講座として、子どもへの保護者の思いに焦点を当てた取り組みをやりませんか』とのお誘いを受け、『夏休み』とい
う機会でもあるので、コミュニケーションカフェの8月例会でも、この内容に取り組んでいきます。
よろしくお付き合いください。
また、ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
1 思春期とはいつでしょうか?(8月2日ブログより)
2 あるお母さんからの相談(8月3日ブログより)
3 なぜ、『勉強しない』のでしょうか?(8月4日ブログより)
4 『やればできる』は本当でしょうか?(8月5日ブログより)
5 『やればできる』を気休めの言葉にしないためには(8月6日ブログより)
6 『約束をする』って、どういうことでしょうか?(8月7日ブログより)
7 今、子どもたちに必要なことは何でしょうか?
下記の相談を基に【思春期の子どもの心情】について、考えています。
『うちの子は、本当に勉強しません。やればできると思いますし、本人にもそう言っているのですが。勉強する約束をしても、ゲームば
かりやっています。夏休みと言っても、今年はあまり外へ行けないし‥夏休み中、毎日こんなことがつづくかと思うと、イライラしま
す』
その際に、3つのキーワード(『勉強しません』『やればできる』『約束をする』)をよりどころとして、子どもたちの心情に迫ってみ
ました。
今回からは、その背後にある【子どもたちが抱えている悩み】について、考えましょう。
① 子どもたちの【承認欲求】は、どうして高まってきたのでしょうか?
長年、子どもたちを見ていると、彼らの【承認欲求】がどんどん高まってきているように感じます。
数値的なエビデンスはありませんが、『生活ノート』の記述等から、ことあるごとに「私を見て!」という叫びを感じてきました。
なぜ、【承認欲求】が高くなってきたのでしょうか。
よく、私たち日本人は『同調圧力』が強い国民と言われています。
また、私たちはとても『ネガティブ』思考が得意とも言われます。
子どもたちの世界は、私たち大人の世界と微妙にリンクしていると考えます。
そこで、子どもたちの世界にも、『同調圧力』や『ネガティブ思考』が、大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。
次回へ続きます。
ハピネスでは、こうした身近な問題をもとに、参加者全員で話し合ったり、ロールプレイでスキルの練習をしたりする会【コミュニケー
ションカフェ】を開いています。
リアルでもOnlineでも開催しています。
詳しくは、このHPのトピックスをごらんください。