おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語56 番外編【ジャイアンの指導法】
毎日、ご愛読いただきありがとうございます。
昨日は、一日お休みしてしまい申し訳ありませんでした。
私のPCメールのアカウントが、『乗っ取られた』ようであたふたしていました。
幸い、私の頼りになる教え子さん(ジャイアンは初任校、彼は二つ目の学校)が、コンピュータ関係に精通しているので、今回も助けていただきました。どうもありがとうございました。
みなさんも、お気を付けください。
さて、ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。
Q7 私が担任したクラスに、自分のわがままを通そうとするジャイアンのような子がいたら、どのように指導すればよいですか?
今までに【根気強さ】と【ストレングスを認めて育てる】ことの大切さをお話してきました。
どこかで何らかのきっかけで、『彼らのよさ=ストレングス』を認めて、『根気強く』指導を続けていたら、ジャイアンたちは異なる学校生活をおくれたかもしれません。
そして、このことから『北風より太陽』という言葉を思い出したことをお伝えしました。
では、ジャイアンにとっての『太陽』は何でしょうか。
それは、【自己肯定感】ではないでしょうか。
ジャイアン、または昔のヤンキーと呼ばれていた彼らは、級友や教員の前では粋がっていますが、実は【自信】がありません。
【自信】がないからこそ、粋がっているともいえるのですが…
なぜでしょうか。
それは、物心ついたころからずっと、彼らは『できなかったこと』を指摘はされても、なかなか認めてもらったという体験がないからだと考えます。
マズローの欲求階層説のように、人は『自分を受け入れてくれる』という安心感があるからこそ、そこから離れていろいろな活動をすることができると考えます。
ところが、その『安心のベース』となるものがないと、自分を守るために鎧をつけて身構えなければならなくなるのです。
それが、以前お話したヤンキーグループのリーダーが「こういうことをしていると、とても疲れるんだよ」という言葉が立証しているのではないでしょうか。
ただし、何でも褒めればいいというわけではなく、適切な評価や支援が大切と考えます。
そうした点を含めて、明日ジャイアンの【太陽】iについて、具体的に考えていきましょう。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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