おめでとう!夢をかなえて小学校の先生になったハッピー物語49 番外編【落としどころとは3】
ハッピーは苦節8年で教員採用試験に合格しましたが、ハッピーに限らず多くのみなさんが、「そんなに長い年月をかけずに、早く合格したい」と思っていることでしょう。そこで、教職・採用試験関係に関するみなさんの疑問について考えています。
Q6 私の故郷は、教員採用の募集人数が少ないので、教員になることをあきらめた方がよいですか?
この質問に答える形で、【落としどころ】という考え方を紹介し、一昨日は【教育面】から、昨日は【心理面】からお話しました。
そして、本日は追加の【社会面】からお話します。
そもそも、この番外編の話の発端は、「私たちの社会が不寛容になってきている」ということでした。
その不寛容の一つが、『ヘイトスピーチ』と考えます。
実は私は麺類が好きで、今『丸亀製麺』が気にいっています。
先日も、駅近くのビルの地下にある店で、『ぶっかけ釜玉』を注文したところ、外国人のお兄ちゃんが「かき混ぜますか?」と尋ねてきました。その見るからに目鼻立ちのくっきりした顔と『ぶっかけ釜玉』をかき混ぜるかと尋ねてきたことが、私の頭の中ではどうしても結びつきにくく、ボッーとしてしまい、慌てて「混ぜてください」とお願いしました。
そして『ぶっかけ釜玉』を食べながら、「あの人は、日本へ来るまで『ぶっかけ釜玉』なんて知らなかったろうなあ」と感慨を深くしました。
彼に限らず多くの外国人たちは、単なる旅行者ではなく、日本の生活の深いところにまで、しっかり根を下ろしています。
もちろん、彼らの文化や習慣・伝統と、私たちのものとは異なる点が多々あることでしょう。
しかしこれからの時代、そうした違いをあげつらうよりも、【落としどころ】を見つけて、共存の道を探っていくべきでしょうし、もうその道しかないのではと考えます。
科学で言うところの『エントロピー増大』の方向にしか、時代は進んでいかないと思います。
【落としどころ】とは、民族・人種・国家の違いを超えて、我々が生きていく上で、まず必要とされる『ツール』ではないでしょうか。
三日間にわたって、学生の質問Q6に応える大切な考え方として、【落としどころ】についてお話してきました。
明日からは、また質問に戻ります。
ハッピーのように悩んでいるあなたのお手伝いをさせてください。
よろしければ、お話を聞かせてください。
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